税理士選びで税金は変わる?【確定申告】を依頼する税理士はこう選ぼう!
2月17日(月)より所得税の確定申告の受付が始まります。
税理士法人勤務の私もなかなかの忙しさで、本当に心を亡くしそうです。
ちなみに私は税理士ではなく、一職員です。
税理士法では、
- 税務の代理
- 税務書類の作成の代理
- 税務相談
は有償無償問わず税理士しか行えません。
ということで、ここからは一般論として捉えていただければと思います。
では早速。
さて、あなたは確定申告の際に、
- 税理士に頼む
- 自分で申告する
- 他に頼む
どれでしょうか?
まず、最初に注意事項ですが、”3.他に頼む” は絶対にやめましょう。
冒頭にあるとおり、税理士法違反の可能性が大いにあります。
では何が良いかですが、私は確定申告は税理士に頼まず、自分で申告をするを推奨します。
「税理士法人勤務のあなたが何故?」と思うかもしれません。
その理由は以下の通りです。
- 税理士への報酬が高い
- 収入が少ないうちに、会計や税金の感覚を身につける
- 人生に一度しか起こらないような収入でもない限り、個人の申告は難しくない
- パソコンやスマホを使えば、e-taxで申告期間中は24時間いつでも申告書の提出が出来る
- 納税もQRコード利用でコンビニで出来る(ただし、セブンイレブンでは出来ない)
- 税理士に頼んだからといってキチンとした申告書が出来上がるとは限らない
でも
- どうしても面倒くさい
- お金より時間が大切だから自分でやらなくても良い
- 収入がたくさんあるから税理士の報酬なんてどうってことない
等々という意見もあるでしょう。
全国には約7万人もの税理士がいます。
その中から、どんな税理士を選べば、納得の行く確定申告書を作成してもらえるのでしょうか。
それはズバリ、”頼んでみないとわからない” のです。
「なんて無責任な!!!、タイトルに騙された!!!」という声が聞こえてきそうですが、すみません、本当です。
- 税理士に所得税の知識があるとは限らない
- 実務経験のほとんどない税理士がいる
- 税理士が申告書をチェックしているとは限らない
驚くかもしれませんが、すべて事実です。(私の所属する税理士法人ではありません。何かの機会があったら実態を暴露するかもしれません。)
ここで終わってしまうとこの話は一体何が言いたかったのかわからなくなってしまいますよね。
ではどうするか。
ハズレを引く確率を下げる方法はただ一つ、 ”税理士に申告を依頼している人に聞いてみる” のです。
またまた苦情の嵐になりそうですが、これしかありません。
すみません・・・・・。
*****聞き方の例*****
A:「Bさんて確定申告は税理士に頼んでるの?」
B:「一応頼んでるよ」
A:「その税理士さんてどう?」
その回答が
B:「まあまあかな~」とか「イマイチなんだよね~」 → 他をあたる(話は終了)
その回答が
B:「なかなか良いよ」
A:「どこの税理士?」
B:「〇〇税理士事務所(税理士法人△△)だよ」
A:「へー、頼んでみようかな。ちなみに担当の人の名前教えて」 → これが重要!
税理士事務所や税理士法人では、この担当者で申告の良し悪しが決まると言っても過言ではありません。
これらは全て私の主観ですが、参考にしてみてください。
というかなったのか?
今年の所得税・贈与税の確定申告受付期間は4月16日(木)までです。
早めの準備、申告をお勧めします。
不明な点がありましたら、国税庁ホームページ等を参考にしてください。
最後に一言。
何か税金についてわからない事があっても、私には聞かないでください。
税理士法違反になってしまうので、お答え出来ません。
信頼のおける税理士先生に聞いていただくようお願いします。